2018年04月17日

プラレールで西宮北口駅を再現!桜バージョン。

万博鉄道まつりで大阪環状線全線再現をした翌日は、
阪急西宮ガーデンズ「スタジモにしのみや」で阪急西宮北口駅を再現するワークショップ。

前回、11月にやった時の様子は→こちら

駅が変わった訳ではないので作るものは基本的に同じですが、
参加するお子さんが変われば雰囲気もだいぶ変わるもので、今回もどきどき。
ワークショップの面白いところです。

万博のお話なんかもさせていただきつつ、楽しく作ることができました。
なんと、参加者のおひとりが前日に万博の環状線再現を見に来てくださっていたり、
しかもその子が全面展望動画に映っていたりという奇跡もありました(笑)

というわけで、今回再現した西宮北口駅はこちら!
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基本的に同じといいつつ、今回は桜バージョン!かわいい。

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阪急電車と桜って、とても相性がいいのです。

出来上がったら、全体で遊べるようにぐるっと一周レールを繋げてプレイタイム。
家から持ってきた自慢のプラレールでめいっぱい遊んでもらいます。
今回もキッズパワーにたじたじ・・・
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スタジモにしのみや
スタッフさんによるブログはこちらから

これからも、電車好き・プラレール好きなお子さん向けの企画にいろいろとご協力していきますので、
ぜひ宜しくお願いします!
posted by じゅん at 23:47 | Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年04月15日

プラレールで大阪環状線全線再現!万博鉄道まつり2018 Part.3

プラレールで大阪環状線全線再現!万博鉄道まつり2018。
Part.1Part.2の長編で全体のご紹介をしましたが、
他の参加メンバーによるブログや動画をまとめておきます。

ほくとさん(@s_hokuto281)「ほくとのたまにブログ」
実物と見まがう秀逸な写真とともに、他の記事では車両の製作記も。
「プラレールで大阪環状線を全駅再現!」に参加しました@
「プラレールで大阪環状線を全駅再現!」に参加しましたA

山田弘さん(@9e_u)「褶曲」
こちらも素敵な写真と、緊迫感ある当日の運営状況がよくわかります(笑)
万博環状線プロジェクト その1
万博環状線プロジェクト その2

暁さん(@M_power_14)「ハジケレポート!」(※ハジケ組共同運営ブログ)
なかなかプラレールの写真が出てきませんが(笑)、
レイアウトに華を添えたマニアックな車両たちの記録が見逃せません。
万博鉄道まつり 大阪環状線完全再現

はやたまさん(@Hayatama_Works)「はやたま工房の日記」
なんと手塗りで塗った(!)というOSAKA POWER LOOPのラッピング車両を持ち込んでくれました。
万博鉄道まつりレポ

お次はYoutube動画。

そーなん伸縮らいんさん(@SonanLine)
大阪環状線内回り/外回りをはじめ、再現した各線の前面展望動画!
関連動画からいろいろ見てください。


べーやんさん(@kojimakabe)
こちらも前面展望動画と、寅さん(@torasan583)と私によるレイアウト解説動画なども
アップしていただいてますのでぜひ。


また、参加者やお客さんによるツイートをまとめましたので、宜しければご覧ください。
プラレールで大阪環状線一周全線再現!(万博鉄道まつり2018)(Togetterまとめ)

<今回の参加メンバー>
航海長さん(@plarail2010)、プラッパーズさん&れんくん(@plappers08)、
べーやんさん&かつおくん(@kojimakabe)寅さん(@torasan583)、そーなんさん(@SonanLine)、
さわさん(@Sawa_Pla)、ときさん(@Ritsea)、
暁さん(@M_power_14)、ユッキーさん(@Mc183_201)、ほくとさん(@s_hokuto281)、
青ガマさん(@aogama103)、山田弘さん(@9e_u)、かいなんさん(@saya_ran_JNR485)
ナイスガイさん(@n_g_umako)、やはさん(@sassyo_tokkai)、はやたまさん(@Hayatama_Works)
高宮さん(@kahluap)&奥様、じょにぃさん(@matsukenhakky)&ご家族の皆様

<Special thanks>
ぺたぞうさん(@pettanesa)
posted by じゅん at 14:41 | Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年04月10日

プラレールで大阪環状線全線再現!万博鉄道まつり2018 Part.2

プラレールで大阪環状線全線再現!Part.1からの続きです。

外回り 天王寺駅から再開。
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阪和線・大和路線と合流するターミナルの天王寺駅。線路も複雑です。
大阪環状線が東京の山手線と大きく違うのは「大阪環状線以外の電車が走る」ところで、
関西空港や和歌山方面の阪和線へ直通する列車だとか、奈良方面の大和路線へ直通する列車が走っているので、
知らずに乗ってうっかりするとあらぬ方向へ・・・というトラップ(?)がありますが、
そのハブになっているのがこの天王寺駅。
1〜9番線の阪和線専用発着ホーム(高架部)と、11〜18番線の地上ホームからなる2層構造で、
地上ホームには阪和線方面への特急・快速列車、大和路線への快速列車、
環状線でも天王寺始発/終点の列車があったりと、多彩な列車が行き交います。
再現してはじめてわかる、よくできた配線です。

隣接する阪堺電車上町線の天王寺駅前駅や、近鉄南大阪線の阿部野橋駅も再現。
近鉄の駅上には「あべのハルカス」を建てました。パネルステーションの色味もばっちり。

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駅の北側には、天王寺動物園も。
この角度からのあべのハルカスや「てんしば」あたりの写真、よく見ますね。

振り返って新今宮方面。「通天閣」がまた効いてます。
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新今宮駅。南海電車との接続駅で、かつ大和路線と大阪環状線が方向別複々線になっており、
環状線外回りとJR難波方面、内回りと奈良方面がそれぞれ同一ホーム上で乗換できる構造です。
地上部分の駅は、阪堺電車の阪堺線。

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新今宮の次は、今宮駅。大和路線 JR難波駅方面への分岐点となっており、
新今宮駅での方向別複々線から路線別複々線へと変わるための立体交差部に駅があるため、
大阪環状線の内回りと外回りが上下2層式になっている非常に特徴的なつくりの駅です。
また、大和路線のJR難波方面行きと環状線の内回りが同一ホーム上で乗換可能になっていて、
ちゃんとそうした部分も再現するこだわり。

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複線で走っていた線路が上下二層になるの、運転会でやっても面白いかも。

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今宮駅を出て左へカーブするとすぐ、芦原橋駅。

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大正駅。木津川や尻無川に囲まれた場所に駅があるため、前後を鉄橋に挟まれています。
駅の向こう側(環状線の内側方向)には京セラドーム大阪。
実は本来もう少し左側が正しい位置ですね。気が付かず写真を撮ってしまいました。
ただ、そんなことよりもこの京セラドーム、なんとメンバーの自作なんです!

制作アイデアと実行力がさすがです。ご家族の方もご協力ありがとうございました(笑)

そして、大正〜弁天町間にあるのが境川信号場(跡)。
歴史を辿れば大阪環状線ができる前まで遡らなければいけませんので割愛しますが、
10年ちょっと前まで、この場所から大阪港方面へ貨物線が伸びていました。
外回り線と内回り線の間から、外回り線の下をくぐって大阪港方面へ分岐、
(・・・もとい、分岐しているのは本来環状線の方なんですが)
貨物線の廃止後も環状線の線路はそのままですので、外回りと内回りの線路間隔が広がって
高低差がついている構造が残っています。
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外回りだけが1段高くなるのかと思いきや、注意深く観察すると内回りも若干低くなっているので、
ミニブロック橋脚とアドバンス用の坂直線レールを使って忠実に再現。
ちゃんと、1/2ずつ上げ/下げして橋げた1段分の高さを確保しているので、
仮に貨物線が通っていてもちゃんと干渉せず走れるはずです。
プラレーラーとしてのこだわり(?)です(笑)
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続いて弁天町駅。地下鉄中央線や阪神高速道路16号大阪港線が環状線の上を越えていきます。
ただ、弁天町駅といえば、やはり交通科学博物館を思い出す方は多いのではないでしょうか。
幼い頃から幾度となく通って、展示車両やジオラマに釘付けになったものでした。
お客さんからの見栄えを考慮して車両を配置する向きは少しアレンジしましたが、展示車両も忠実に再現。

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隣は西九条駅。このあたりも見どころが多いですね。
USJへ向かう桜島線(ゆめ咲線)への分岐駅で、かつ
梅田貨物線を経由してきた新大阪方面からの特急列車等が西九条駅の2・3番線を経由して
環状線へ合流する駅になっているため、駅の前後で複雑にポイントが入り組んでいます。

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環状線の上を跨ぐのは阪神なんば線。阪神電車で阪神なんば線〜難波から近鉄線に乗り入れるのは
関西私鉄では珍しいステンレス車体に明るいオレンジを纏った1000系または9000系のみ。

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野田駅。西九条〜福島のあたりは、梅田貨物線が並走しているため、線路が3本並びます。
かつてはこの付近からも大阪市中央卸売市場や淀川方面へ向かう専用貨物線が伸びていたそうです。

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いよいよ最後の駅、福島駅。貨物線は高架から地平におり、踏切を通ります。
ちなみに、お気づきかもしれませんが大阪環状線には踏切がありませんので、
(以前は天王寺〜新今宮間にありましたが現在は撤去されました)踏切がある光景はちょっと新鮮です。
付近には、JR東西線の新福島駅、阪神電車の福島駅も。

大阪駅へ戻ってきました。
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駅の福島方には、留置線が2本分。大阪駅止め/始発の折り返しなどに使用されています。

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大阪駅には、大阪環状線のほかにJR京都線・JR神戸線・JR宝塚線系統の様々な車両がやってきます。
既製品の225系のほか、メンバーによる289系こうのとりや221系の姿も。

ここでいったん、ご紹介できていなかった私鉄の駅などを。
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京阪電車 京橋〜天満橋間。
天満橋から京阪本線と中之島線が分岐するため、本線系統と中之島系統の線路が交差します。
出町柳(京都)方面に向かって守口市駅までは複々線区間が続くダイナミックな区間です。

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近鉄大阪上本町駅。地上に近鉄大阪線のターミナル、地下に難波線のホームがある2層の構造です。
地上ホームは、あえて鶴橋側から坂レールで下ろさずに高さを維持することで
地上と地下の2層になっているのを再現しました。
地形的にも、ちょうど上町台地の上なので実際そんなに下がっていないはず。

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南海難波駅。本線ホームと高野線の列車が発着。特急ラピートやサザンの始発駅です。
奥に見えているのは関西本線のJR難波駅。

そして、プラレールで大阪環状線全線再現!最後には、
2日間に渡って環状線を走り続けた車両が森ノ宮電車区へ入庫。
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なんでオーシャンアローが?と思ったら、吹田総合車両所で検査をした車両が
所属地(日根野)へ戻る際に経由する特別なルートがあり、その途中で入庫することがあるのだとか。
細かい・・・(笑)

車両が勢ぞろいして、整列。
西日に照らされる車体とレール。実物さながらのかっこよさにただただ感嘆。
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最後に全景を。北西方向からの俯瞰です。
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準備から何から、全てが大変でしたが、
皆様のご協力、ご来場のお陰で成功させることができました。
改めて、本当にありがとうございました!
posted by じゅん at 23:51 | Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年04月09日

プラレールで大阪環状線全線再現!万博鉄道まつり2018 Part.1

以前にお知らせしていたとおり、「万博鉄道まつり2018」で
プラレールで大阪環状線を全線再現してきました。
どうなることかと気をもんでいた天候も、2日間とも気持ち良い晴れ!
ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
屋外の大型展示&再現企画、しかもライブ設営という一大プロジェクトとなった、
大阪環状線全線再現の様子を振り返ります。

万博鉄道まつり当日、早朝。
「一畳プラレール」チーム&「ハジケ組」チームの面々が、太陽の塔を望む広場に集結。
レイアウト派&情景派&車両工作派、様々なジャンルを得意とする頼もしいメンバーが集まりました。

この日のために夜な夜な作った再現用資料をもとに、設営を開始します。
資料はあるといっても、ちゃんと出来上がるかどうかは最終的に現場任せ。
しかしそこは百戦錬磨のプラレーラーたち。手際よくどんどん建設がすすみます。

朝の7時半頃から作りはじめて、9時半にイベント開始。
お客さんが続々と集まるなか、思ったよりも早く昼前にはあらかた完成!
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(※写真は2日目に撮影)
大阪環状線と、接続する私鉄を含めた各線、阪神高速道路の一部が再現されています。

大阪駅から外回りでぐるっと一周、たっぷりご紹介していきます。
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大阪駅は1・2番線(環状線ホーム)と7・8番線だけホームが少し広いのですが、
プラレールのレールシステムをうまく使って間隔を変え、ホームもちょっと大きいものを使って再現。

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大阪駅の南側には阪神梅田駅。本来は地下(阪神百貨店の下)にホームが並びます。
さすがに地面は掘れませんでした(笑)
全体を作ることこそ今回は省略したものの、地下鉄御堂筋線も少し登場。

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大阪駅北側には、阪急梅田駅。もちろんこちらも完全再現。ちゃんと阪急電車も走ってます。
仕組みは秘密。

なんと、阪急電鉄公式アカウントでもご紹介いただいてしまいました。

実は持っていくべき部品を忘れてしまい、初日は梅田駅が微妙に未完成だったのが悔やまれます。
2日目には、写真のとおり阪急ターミナルビルや梅田駅屋上の駐車場ができました。

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9線にズラッとマルーン色が並ぶ姿も壮観!

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そして、梅田のランドマーク、HEPファイブの赤い観覧車やダイキンさんの大ぴちょん君。
HEPの観覧車が生まれたのも、思えばこの万博鉄道まつりでした。(→こちら

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駅のすぐ下を日本一長い商店街、天神橋筋商店街が通る天満駅は、
当初島式1面2線のホームだけだったところへあとから内回り側にホームが増設されたため、
少し変わった構造をしています。

手前は桜ノ宮駅。
大川ほとりの桜がとても綺麗で、鉄橋&桜&環状線が絡む大阪環状線らしい景色のひとつです。
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京橋駅。学研都市線(東西線)、大阪環状線、京阪電車の3層構造。
駅の桜ノ宮方に淀川貨物線の線路跡が残っていたり、内回りと外回りの線路間隔が少し広いのがポイント。

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隣の大阪城公園駅に隣接して、大阪環状線の車両基地である森ノ宮電車区があります。
そのため、京橋駅と大阪城公園駅の間には森ノ宮電車区へ出入りするための入出庫線があります。

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大阪城公園駅と、奥にあるのが隣接する森ノ宮電車区。
このあたりは、大阪環状線で数少ない地平を走る区間です。

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大阪環状線を走る車両群がたくさん並び、2日間格好の撮影スポットになっていました。
製品だけでなく、メンバーがこの日のために製作したオリジナルの車両もたくさん。

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そして大阪城も。雰囲気アップに大きく貢献してくれました。
前をオレンジの電車が走れば、まさに大阪(環状線)以外の何物でもありません。

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森ノ宮駅。線路は高架に戻り、駅のすぐ脇を阪神高速道路13号東大阪線が越えていきます。
この道路を走ると大阪城がばっちり見えて、これもまた大阪らしい光景。

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玉造駅。隣接する商業施設「ビエラ玉造」の外観が、巨大な103系を模したものになっています。

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近鉄との乗換駅、鶴橋駅。ドアが開くと、焼き肉のいい匂いがする駅です。
さすがに匂いは再現できませんでしたが、近鉄との立体交差はばっちり再現。

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桃谷駅と言えば環状線の定番撮影地。
屋外で再現、しかも方角も含めてほぼ実物どおりだったため、つまり太陽の位置も実物どおり。
ということは、撮影地における順光の時間も実際と同じ!ということで、しばし桃谷駅で撮影大会。
方角は意識的に合わせていたものの、撮り鉄は殆どしないので、
他のメンバーに言われて初めて気が付きました。屋外再現の面白いところ!

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続いて寺田町駅。
リニューアル工事中に壁の中から昔の駅名標が出てきたのが話題になりました。
昔のデザインで、駅名標も再現。

そして次は天王寺駅。
長くなってきたので、次回へ続く!
posted by じゅん at 00:30 | Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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