2018年11月30日

近鉄田原本線開業100周年イベント

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新王寺駅(奈良県王寺町)から田原本駅(奈良県田原本町)を結ぶ、近鉄田原本線。

この路線は、もともと「大和鉄道」(やまとてつどう)により1918年に開業した路線でした。
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その後、信貴生駒電鉄(現在の近鉄生駒線)との合併、
さらに同社が近鉄に吸収合併されたことにより、近鉄の田原本線となりました。

今年、2018年は大和鉄道時代を含めてちょうど開業100周年ということで、
7月28日と29日の2日間、開業100周年の記念イベントが開催される予定でした。
〜祝・田原本線100周年記念〜 沿線の各町で様々な楽しいイベントの開催や 新たな復刻塗装列車が運行します

そして、この開業100周年イベントの一環で、
田原本町の会場ではぺたぞうさんが、河合町の会場では私がそれぞれお声がけをいただき、
プラレールでイベントを盛り上げることとなっていたのでした。
そのため、ぺたぞうでんしゃ王国一行で2会場の設営キャラバンを行うこととし、
前日にメンバーが集結。まずは田原本会場の方で朝から設営を行いました。

ところが。
今年は、西日本を中心に度重なる天災に襲われたことが記憶に新しいですが、
追い打ちをかけるように週末ごとにやってきては猛威を振るった台風。
この田原本線開業100周年イベントも、そんな台風接近のあおりを受けてしまい、
なんと、前日昼ごろに急遽イベント自体の中止が決定・・・。

ただ、その時点で田原本会場のレイアウトは8割方完成していたので、
そのまま日の目をみることもなく、そもそも完成すらさせずに解体するなんて・・・ということで、
なんとか完成させてもらえることに!

ということで、諸事情により前段が長くなりましたが、完成したレイアウトはこちら!
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ビルの一室に、圧倒的な存在感で組み上げあれたプラレール。

斜めに突き出してくる大鉄橋(旧製品)のひな壇に加えて、
現行品で単品販売されている積み重ね可能な大鉄橋の壁&大鉄橋クロスが階段状に配置されています。
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その裏のタワーとの間は瀬戸大橋で架橋。テーブル上から床面へ降りていくルートも。
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再び全景。手前側には平面のジオラマ部分も作ってあって、
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大仏(プラレールでは鎌倉の大仏ですが・・・)や、五重塔、聖徳太子像などご当地ネタが仕込まれています。
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そして目玉の一つがこちら。
近鉄から貸し出され、大和鉄道時代からこの路線で運行していたモ200形のプラレール!
3Dプリンタ製で、寅さん製作。
カラーの資料がなかなか無く、グリーンだったのか近鉄マルーンだったのかあるいはまた別の色だったのか、
最後まで塗色に確証が持てなかったのですが、それならいっそ・・・とグリーンと近鉄マルーンの両方を用意。
レイアウトに華を添えました。
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色々と準備していたものや頑張って作ったレイアウトを実際に見てもらえなかったのは残念ですが、
天気相手では致し方ないですね。
イベントにご尽力いただいておりました関係者の皆様、ありがとうございました。
また何か機会があればぜひ、お手伝いさせていただけたらと思っております!
posted by じゅん at 02:05 | Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年11月28日

京都丹後鉄道「丹後の海」に乗る!

夏本番が近づく頃のこと。
思い立って、丹鉄でも乗りに行ってみるか、と福知山へ。

あまり下調べもせずに行ってしまったのですが、
行ってみるとちょうど「丹後の海」車両で運転される丹後リレー号の時間。

乗らない選択肢はないので、切符を買って、天橋立まで。

ホームに上がると、ブルーが眩しい列車がちょうどやってきたところでした。
丹後の海(KTR8000形)(京都丹後鉄道「丹後の海」
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もともとタンゴ・ディスカバリーという名前で走る車両でしたが、
京都丹後の美しい海をイメージした新しい特急列車として、2015年にリニューアルされました。
デザインは、見てのとおり(笑)、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏によるもの。
もはやよく知られていると思いますが一応記しておくと、JR九州の「ななつ星」や、
富士急行の「富士山ビュー特急」、最近では伊豆急の「ロイヤルエクスプレス」も出がけています。

前のタンゴ・ディスカバリー時代の色も好きだったんですが、
このメタリックブルーが綺麗でいいですね。光の加減で深みが変わって、確かに海のようです。
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車内はこんな感じ。あぁ、水戸岡デザインのこの感じね!と言ってしまえばそうなのですが、
一定以上のクオリティが保たれていて、旅の楽しい気分をいっそう盛り上げてくれるのがいいところ。
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先頭部分には、ラウンジ的なスペース。のれんがいい。
(これもまぁ、水戸岡デザインでよく登場するアイテムではありますが。)
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ソファに座りながら、前面(後面)展望が楽しめちゃう席も。
空いていたら、座席かこちらかどっちに座ってたらいいか迷ってしまいます。
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天橋立に到着。福知山から40分ぐらい?だったでしょうか。
途中、宮津でスイッチバックする形になり、方向転換があります。
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しばし天橋立を観光。
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股のぞき・・・
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少し松林のあたり、海沿いを散歩しつつ、駅へ戻ると「丹後あかまつ」号(KTR700形)がやってきました。
こちらも水戸岡デザイン。予約制の列車で、車内で飲み物や軽食も楽しめます。
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帰りは普通列車で福知山へ。
普通列車もリニューアルされて可愛くなってます。
こういう車両が日常的に走っていて普段使いできる沿線って、素敵ですね。
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宮津で福知山行きに乗換え。JR西日本の車両が乗り入れてきており、久しぶりに113系に乗車。
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思いがけずいろいろと乗れて、この日も楽しい旅になりました。
posted by じゅん at 02:00 | Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

七尾線観光列車「花嫁のれん」に乗る!

プラレール記事の箸休め?に、久しぶりに、鉄旅の記録。
再び遡ってゴールデンウィークの話になってしまいますが、金沢へ日帰り旅行。

本当は和倉温泉まで行って一泊する予定で切符やらも全部手配していたのですが、
ちょっと事情があって泊まりの旅行はキャンセル。
ただ、サンダーバードに乗る!と、息子も楽しみにしていたので忍びなく、
予定を調整して行くことにしました。

とは言ってもゴールデンウィークです。
切符を変更しようにも、朝の金沢行きサンダーバードは殆ど満席。
ところが、ふと閃いて米原からの「しらさぎ」を調べると余裕で空きあり!
結果的に新幹線にも乗れて息子も喜んでくれました。

ということで、米原からの「しらさぎ」681系。
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2時間弱で金沢に到着...が、実は目指しているのはもう少し先なので、
30分程の乗り継ぎで、IRいしかわ鉄道(七尾線直通)の普通列車に乗車します。
やってきたのは、413系。
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いまや希少な国鉄型であるだけでなく、昔の急行型列車を彷彿とさせる雰囲気を楽しみました。
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金沢から1時間半ボックスシート(やっぱりちょっと固くてつらい)に揺られて、七尾へ到着。
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到着すると、この先に続くのと鉄道の観光列車「のと里山里海」号がいました。
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いつかまた来て乗ってみたい。
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少し待っていると、遠くから見てもわかる、ひときわ派手な列車がやってきました。
この日のお目当てはこの「花嫁のれん」号!(JRおでかけネット「花嫁のれん」
キハ48形を改造した観光列車です。これで金沢へとんぼ返り、来た道を引き返します(笑)
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本当は、前日に和倉温泉へ行き、この列車で戻る予定だったのでした。
金沢発の切符はなかなか取れないようですが、逆の和倉温泉→金沢は比較的取りやすいと思います。
せっかくとれた切符をキャンセルするのも惜しくて、なんとか乗れて良かったです。

外観に負けず車内も個性的。日本庭園の飛び石をイメージした通路や、
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少しずつ趣向を変えた半個室もあります。こちらは「桜梅の間」。
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乗車した花嫁のれん2号では、ちょうどお昼どきの便とあって和軽食セット(お弁当)がつけられます。
(別途予約が必要で、列車の予約とセットで食事券を購入する必要があります。)
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1時間ちょっとで金沢に到着。
食事をしているとあっという間で、ちょっとせわしないくらいでした。
でも七尾線は特段風光明媚な路線とは言い難いと思うので車窓だけだと飽きてしまう気もするので、
1号・3号のスイーツセットや4号のほろよいセットぐらいがちょうど良さそう。

降りて改めて見ると本当に派手な列車です。
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その後、金沢市内を少し観光して(牡蠣美味しかったなぁ・・・)、



帰りはサンダーバード。
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早朝に家を出てからずっと列車に揺られている一日だったような気がします。さすがにちょっと疲れたかな。
今度は和倉温泉もリベンジしたい。

posted by じゅん at 00:57 | Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年11月26日

津山まなびの鉄道館&ぐりぷら運転会(倉吉) 後編

津山を後にして、中国山地を越えていきます。
179号線をほぼ真っすぐ北へ抜けていけば倉吉に着きますが、宿を関金温泉にとっていたので
いったん米子道へ入って湯原経由で北上し、先に宿へ寄ってから倉吉市街地へ。

かつて、1985年まで走っていた国鉄倉吉線(倉吉ー山守)の廃線跡に沿っていく感じです。
以前にべーやんさんに案内してもらいましたが、
割といろいろと残っていて楽しいので機会があればまた探索したい場所のひとつ。

会場へ到着したら、早速レイアウトを設営。
・新幹線が走れる高架線が欲しい
・複々線と持ち込み線、あとローカル線が欲しい
・長編成が停まれる駅が欲しい

といったべーやんさんの希望を盛り込み、こんな感じになりました!
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津山まなびの鉄道館へ寄ってきたせいで、転車台も外せません。
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長編成がくねくね走るのを見ているのは楽しいですね。
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新幹線の駅は、島式ホーム&待避線を備える三島駅のような方式にしてみました。
上下線の間には車庫代わりにもなる駅からの引き上げ線を設置。
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在来線駅。直前にやった彩都運転会の配線を参考にさせてもらったので、
非常に酷似していたような気がします(笑)中線とか。(ちなみに合理化はされませんでした。)
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ローカル路線を走る、ぐりぷらオリジナル車両のスーパーはくと。ご当地車両は大人気。
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このあたりもご当地車両。奥の381系はべーやんさん製作です。
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牛&パンダ&牛。この牛さんDD51もべーやんさん製作。
GWに我が家に嫁いできた子が一時里帰りして仲間と再会。
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DD51重連軍団。高原の駅や湖がよく似合います。
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倉吉線 泰久寺駅 風?の「超いなかの駅」。吹けば飛びそうな待合小屋が渋いです(笑)
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当日の様子はべーやんさんのYoutubeチャンネルからもどうぞ。
他にもいくつかアップロードされています。





さて、心配していた息子と2人きりのお泊りですが、特に困ったこともなく。
温泉にゆっくり浸かって、そのまま2人で爆睡。翌朝も朝風呂に入って、
フロント係のお姉さんに愛想を振りまいてチェックアウト。2日間ご機嫌に過ごしてくれました。
プラレールの設営や片付けも積極的に手伝ってくれて、息子の成長も感じた旅になりました。
posted by じゅん at 22:16 | Comment(0) | レイアウト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

津山まなびの鉄道館&ぐりぷら運転会(倉吉) 前編

6月。鳥取を拠点に活動する「ぐりぷら」のべーやんさんが、
平面レイアウトをやってみたい!と初の運転会スタイルでイベントを開催されるということで、
倉吉までお手伝いに行ってきました。

ついでに、初めて息子と宿泊を挟む2人旅をしてみることに。
日帰りで出かけるのは何度もありましたが、夜寝るときに母親がいないという経験は彼にとって初めて。
どうなることやら若干の不安を抱えつつ、出発。

中国道を西へひた走りつつ、せっかくなので、途中で津山に寄ります。目的はここ。
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津山まなびの鉄道館!(http://www.tsuyamakan.jp/manabi/
津山駅に隣接する博物館で、国内に現存するなかで2番目に大きい扇形機関車庫
(ちなみに、1番大きいのは梅小路)にディーゼル機関車などが保存されています。

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津山駅を発着する車両が使用する現役の留置線もあるので、臨場感もばっちり。
扇形機関車庫を含めてもともとこれら一帯が津山機関区という施設でした。
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入れ替え中のキハ47。ディーゼルカーの音・匂い、大好き。
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ちょうど、「みまさかノスタルジー」がやってきました。
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主にご当地ものを集めた資料館スペース。そこそこちゃんとお勉強もできます。
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定番のジオラマコーナーも。Nゲージで、扇形機関車庫や津山の街並み、因美線の風景が再現されています。
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グッズコーナーでは、ご当地的なものに加えて京都鉄道博物館で販売されているのと同じものも数種類販売。
京都鉄道博物館限定のプラレール義経号も、ここでも買えます。(2018年6月時点の情報です。)
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ひとしきり堪能したのち、山を越えて倉吉へ!
後半へ続く。
posted by じゅん at 03:21 | Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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