小さい頃から乗り物が好きで、なかでも一番好きだったのが鉄道。
(と言っても、最近は実車の話題にそんなについていけないのですが・・・)
あと実は飛行機も好きでして、休みの日は空港で飛行機見てたりすることもあります。
そんな、鉄道好きと飛行機好きを兼ねている私が、以前から欲しい欲しいと思っていた情景部品を、
ようやく手に入れることができました!

「J-24 アクションエアポート」(年代不明)
列車が駅に停車すると、飛行機が2周飛んだ後、列車が自動で発車するという、
とてもユニークな動きをする情景部品です。
1978年に「新国際空港セット」として旧塗装の茶色い京成スカイライナーとのセットで発売され、
1990年には「成田空港セット」として成田エクスプレスが入ったセットでリニューアルして発売。
(※「プラレール超図鑑」参照)
その後、空港部分だけが単品で情景部品として販売されていたようですが、
発売年と、廃盤年がいつか、正確なところは定かではありません。
ただし、1999年発行の「プラレールのすべて2」で『最近廃盤になった』と紹介されているほか、
手元にある一番古いプラレールカタログである1997-1998版ではJ-24が欠番、
次の1999-2000版ではJ-24として「パネルステーション」が掲載されているので、
1997年頃に廃盤になったものと思われます。
それにしても、単品売りの情景部品としては大きな部類に入りますね。
どのぐらいの期間販売されていたのでしょうか。

箱の裏側。ギミックが写真入りで紹介されています。
ちなみに、1978年の「新国際空港セット」と、このアクションエアポート(成田空港セットのものと同様)、
基本的には同じものなんですが、若干の改修・変更が加えられているようで、
「アクションエアポート」ではレバー操作によりGO-STOPの切り替えができて通過扱いができるようになっているほか、
付属の飛行機が「新国際空港セット」ではB747が「パンナム(パンアメリカン航空)」のカラーリング、
DC-10が「日本航空」のカラーリングだったものが、
「アクションエアポート」ではトミーのオリジナルカラーになっています。
また、「新国際空港セット」には滑走路のみが付属しているのに対し、
「アクションエアポート」ではエプロンや誘導路までを描いた飛行場マップが付属しています。

箱から出してみたところ。
今回入手できたものが実は長期保管品の新品だったので、中身も非常に綺麗です。
20年近く、よくぞ眠っていたものです。

空港ベースと、管制塔、そして飛行機を支える金属の棒。
車両が停まると、動力車の車輪でベースのローラーが動き、管制塔をとおして金属棒に動きが伝わる仕掛けです。

空港ビルを組み立ててみました。
正しくギミックを動かすために、若干調整が必要かもしれません。

付属の飛行機と車両。
飛行機はボーイング747と、DC-10がモデルです。
どちらも人気のある機種で私も好きですが、日本の航空会社からは姿を消しています。
飛行機にはシールを自分で貼る必要があります。
飛行機のカラーリングが「新国際空港セット」同様に
実在する航空会社のものだったら・・・と思いますが、権利関係の問題等があったのかもしれませんね。
車両はタラップ車とリムジンバスのようです。

飛行機の裏側には、金属棒を差し込む穴。
好みで差し替えができます。

マップも広げて、セットしてみました。
せっかくなので成田エクスプレスを配置して、パッケージの写真を再現。
せっかくなので、動画も撮ってみました。
成田エクスプレスだけでなく、京成スカイライナーや京急、ラピートなんかも、
合わせてみたくなりますね。